漂流博士

仕事は仕事、人生は違うところにある。

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脚本、監督、主演全て自分:学会発表

学会発表から二日経ち、ジンワリと頭の中でいろいろなことが広がる。野球の試合の後の、あの感覚と同じだ。何であそこを狙わなかったんだろう、あの球を見逃してなければ、似たような反省だ。ただ、研究を職に目指すのであれば、反省をその場限りで消化しているだけでは不充分。課題、それに対する対応の仕方を含め、船長とのミニ戦略会議も経て今後の目標は随分具体的になってきた。改めてゴー!しかない。

研究者になろう!そのためには博士号がなければ!と思った決定的な要因は、研究のプロセスも当然ながら、自分の責任で発言をしたい、という一言に尽きる。"イスラエル"というその響きから様々な連想がされる地域を対象にする際、この点での覚悟があるかないかで研究の姿勢は随分左右される。自分にはそれができる、というある程度の自覚も今の方向性に導いてくれている。

7月に独立以降、いくつか映画の仕事をさせていただいてきた中で、映画と研究の違いについてもいろいろと考えさせられた。(参照「SkipシティDシネマ国際映画祭に参加して」)

今回の学会発表の準備の過程で感じたことは、学会発表というのは、脚本、監督、そして主演、細かく言えば映像から音響まで、とにかく全て自分で決められる作品であること。どんなに優秀で、潤沢な資金がある映画監督でも、そんな作品は作ることなど不可能だろう。

今回与えられた25分という時間をフルに使って、自分で好きに演じていい、そんな贅沢なことが研究者にはできるのだ。

その贅沢で自由な枠の中を一人占めできるのが研究者の特権であれば、その作品に対する全ての責任も研究者個人に負わされている。

研究者になるには、その自由を満喫する楽しみと、責任に耐えうる覚悟と忍耐力、その両方が必要なんだと思う。そのためには、やっぱり日々の素振りしかない!と気持ちのいい秋晴れの一日に力が入る。
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