漂流博士

仕事は仕事、人生は違うところにある。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

博士が就職できないという問題について(その1)

博士の就職難について、断片的にはちょろちょろ書いてきましたが、今回私の意見、見解を少しまとめてみましたので数回に分けて掲載したいと思います。

まず最初に、「漂流博士」のタイトルにも滲みでているように、私は現場からちょっと離れてしまっているので、もし現状とは違う、という指摘があればバシバシとご意見いただければ幸いです。

それから、基本的にはNHKクローズアップ現代(7月3日)、朝日新聞(2007年5月22日)で取り上げられた課題を文系の立場から考えるというものです。それぞれ博士の就職難の問題が取り上げられていますが、基本的には理系の状況で、私のような文系の状況や問題とはちょっと違うんじゃない?という問いが一つの契機となっていることを確認させていただきたいと思います。

さて、最初に何が問題なのかを整理したいと思います。上記NHKクローズアップ現代や朝日新聞では「博士号取得者が職につけない」ことが問題とされています。しかし、博士は職につきにくいという認識は随分前からあったと思いますし、振り返っても逆に「博士号取得者は就職できる」と言われた時期があったようにも思いません。ですので、そもそも日本は博士が就職しにくい社会である、という状況は変わらずにあった気がします。

実際、日本の場合は大学教授=博士ではない(なかった)ですし、、、と思ってクイズダービーに出ていた篠沢教授の略歴のようなものをちょろちょろ漁っても博士号は持っていないようですね。

そうした元々あった認識が最近「問題」になっているのは、いわゆる院生倍増計画によって博士の頭数が増えたのはいいけど、それを受け入れる器(道筋)が無い、という政策的(システム的)な落ち度の指摘だと理解していますが、それって何がどう「問題」なのだろうか?果たして「問題」なんだろうか?というのが私の出発点です(つづく)
スポンサーサイト
COMMENT
私も『クローズアップ現代』を観ましたが、あの取材は理学系博士と工学系博士がごちゃ混ぜにされており、このような捉え方自体が博士問題をややこしくしているように思いました。
それはともかく、理系では博士号は研究者の資格証のようなもの。無くては話になりません。
それに比べて以前は文系では博士号を持っていない大学教授は多かったものです。
ところが、ここ十数年来、大学院修了時かその後数年のうちに博士をとる人が増えたように思います。これは若手でも海外留学で博士号をとって戻ってくる研究者が出てきた(増えてきた?)こと、そして日本では(文系の)留学生には若くても学位を与え始めたことが影響しているのではないかと思います。
COMMENT FORM
NAME
TITLE
MAIL
URL
COMMENT
PASS 管理者にだけ表示
TRACKBACK
TB URL : http://hyoryudr.blog111.fc2.com/tb.php/34-b95abd78
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。