漂流博士

仕事は仕事、人生は違うところにある。

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「イスラエル兵」へのミクロ視点

前線に向かう兵士の新聞の写真や、テレビ映像を見るとき、私が最近関心を持ってみていることがある。普段あまり知り合うことのない、エチオピア出身のイスラエル人や、アラブ系のイスラエル人、それに宗教的に敬虔な人たちが随分多いからだ。

南部の街ベエルシェバではよく目にしたエチオピア出身のイスラエル人は、テルアビブのど真ん中ではなかなか目にしない。エチオピア系は住宅事情や職業の関係で、地方に多いのだな、ということを改めて理解しているのだが、前線に向かう兵士の中にそのエチオピア系イスラエル人が結構いるのだ。「軍隊は人種差別がないから」と積極的に、しかも前線を希望するエチオピア出身の若者が多いのだが、ガザ地上戦に向かう兵士の映像はその傾向をきれいに証明している。

もう一つ、頭にキッパをつけた司令官、祈祷をする兵士が多い。これはイスラエル兵の特徴、でもあるのだろうが、特にその割合が増加しているのはここ最近の特徴だ。今日盛んにテレビで流れていた負傷した兵士の姿や、家族の言葉や髪の毛や全身を覆うような服装にも、宗教的な特徴があるので、やっぱりそうなのかと一人納得する。「短時間しか従軍できず申し訳ない」と発する負傷した兵士の言葉も、宗教的に「この地」を守ることを強く信じているのだからまあそうだろうな、と思う。

ちなみに、ガザからの情報が限定的になる一方、ロケット被害にあった南部住民のインタビューに随分多くの時間が割かれるようになった(かなりワイドショー化している)。しかし、これまで南部の住民は、ガザからロケットが飛んできたのに安全室やシェルターなど国による治安対策が何年もおろそかにされてきた。それが戦争になって国の視点が一気に南に集中するようになった。ごくごく自然で当たり前のことなんだろうけど、どうもその劇的で露骨な変化に私はついていけていない。
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少し前のアメリカで起きていたネオコンみたいな保守化がイスラエルでも起きているってことなの?
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