漂流博士

仕事は仕事、人生は違うところにある。

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12月29日の一面です

昨日、予備役召集の閣議決定がされたので、何人かの友人に「召集されてないよな?」と確認の電話をした。イスラエルは男女とも18歳からそれぞれ3,2年の徴兵期間があって、その後男性は約40歳まで一年間に約35日位は予備役兵として軍に召集される。今回閣議決定された予備役の召集は、その通常予備役とは別に国家が緊急時に召集するものでツァヴ・シモネ(8指令)というより拘束性があるもの。

召集予定者は6700人とも言われているので、友人たちも呼ばれているのではないかと心配したのだが、「まだ今のところここにいるよ」「今メシ食っているところだけど、俺はまだ市民だ」と友人のところには声がかかっていなかった。

以前大学で教えていた時、ある学生がツァヴ・シモネで召集されて試験日に来れないのだけどどうしたらいいか、との相談を受けたことがあった。初めてのことで他の先生と相談し、後日レポート提出するということで穴埋めをすることにした。約一ヵ月後、いつも通りの学生の顔してキャンパスに戻ってきたその学生が数日後に何事もなかったのごとくレポートを提出したのだった。

さて、今日の一面。
ちなみに、報道全体としては、死者やロケット着弾数に加えて、そもそもこの攻撃の最終目標は何なのか、地上戦とは言っても何が目標なのか、ロケット発射停止で十分?それともハマス転覆?それは可能なのか?という議論が徐々に聞こえるようになってきた。大規模作戦開始から三日が経過すると、世論も「来るべき時がきた」という政府説明同調のムードから徐々に離れつつある。誰もが第二次レバノン戦争を引き合いに出すが、これからどうなる?という声は、未だに一日約60発のロケットが着弾している現状をみれば当然だろう。ちなみに、今日は二名(一名はアラブ系イスラエル人)が犠牲になっている。
ということで、紛争時には情報がどんどん古くなるとはいえ、今朝の一面、と思ったのに写真のアップに不具合があるようでできないので、ひとまず文字情報を。


ハアレツ
Haaretz081229.jpg
写真:ガザ付近で待機する戦車と兵士
大見出し:イスラエル国防軍地上軍をガザ境界に集結;政府は数千人の予備役召集を承認
小見出し:初:アシュドッド周辺(注:ガザから40キロ)にロケット着弾、国防軍はベエルシェバ、ヤブネ住民にロケット攻撃への準備を指示●現時点でパレスチナ人約300名が殺害●政治界は作戦拡大に足踏み

イェディオット・アハロノット
Yediot081229.jpg
写真:トンネル破壊で上がる煙、左の小さな写真:(ロケット攻撃から守るために各世帯に設置されている)防御ルームで遊ぶ子ども
大見出し:トンネル破壊(注、エジプトからガザに相当数の密輸トンネルがある)
小見出し:昨日、空軍はハマスの「酸素チューブ」(ガザへの武器密輸トンネルの比喩)を4分間で破壊した;武器密輸の40トンネル●数千人の予備役兵が召集、地上軍はガザ突入に集結●脅威の範囲が拡大:本日ベエルシェバ市民にロケット攻撃の対処方法を指導
なお、ページ上部の赤見出しは、2006年にハマスに拉致されて現在もガザにいるとされるイスラエル兵士が今回の空爆で負傷したとの情報がエジプトで報じられたというもの。結果その情報は誤報であったことが分かったが、この兵士を釈放せよとの政府に対する声は強く発せられている。万一彼に何かが起これば大きな事態の転換点となる。

マアリヴ
Maariv081229.jpg
写真:ガザ境界付近の兵士
大見出し:指令準備完了
小見出し:地上作戦、政府は6800名の予備役兵召集を承認。アシュドッドが戦火、ロケット2発がアシュドッド付近に着弾、ガン・ヤブネにも一発。トンネル爆破、武器密輸トンネル40が破壊
なお、ページ下部は、ロケット攻撃下に晒される南部住民が以北に一時避難できるように支援しているNPOに関する広告。避難を希望する南部在住の住民、また、避難する住民の受入れを希望する国内中央部の住民の仲介をしているようです。

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