漂流博士

仕事は仕事、人生は違うところにある。

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12月24日のイスラエル

昨夜からの暴風雨でガタガタと窓が音を立て、雨が降らなければ思い出せない雨漏りが復活し、今も外ではビュービュー、バチバチと音を立てながら雨が横に打たれている。一年の半分は晴天で、雨季とはいっても晴れが多いこの地で、目にして、耳にする雨は、とっても寂しくさせるものでもあり、ほんの数日なのに空を見上げてああ太陽が恋しいと思わせてみたり、少ない故に特別な力を持っている。

12月に入ってもしばらく暖かな日が続き、「やっと冬」と言えばそれは雨であって、何だか今一盛り上がらないよな~と言いながら、12月も終盤となってくるとビシッと何か〆め、区切りをつけたい衝動に駆られてくる。街はユダヤの祭りハヌカ一色で、クリスマスのクの字が僅かなクリスチャンが住む街に見られる程度では、どうも何かが違う。

ニュースはライブでネットで入手ができて、スカイプ使えば無料で両親や友人と話ができて、日本食は、あれちょっと違うなこれ、とはいいつつも何とか最低限は我慢できる、という今のイスラエルで、日本から来た人に「今一番欲しいものは?」と聞けば、案外クリスマスのあの街の雰囲気と、その後に突如転げ落ちるようにやってくる年の瀬の雰囲気なのかもしれないと思う。聖地イスラエル、イエス誕生の地で日本のクリスマスを懐かしむ、などと日本にいたら想像しがたいが、結構そういうことってあるような気がする。

インターネットのサイトを見ればサンタが踊り、紅白出演者、今年の10大何とか、といった文字を目にしても、実際にその空気に触れていないと、自分たちの今の生活とは全く関係のなくかけ離れたもの、というのも結構不思議だ。今年の5月中旬まではその空間にいたというのに、半年そこらで時間の流れや空気みたいなものから簡単に切り離されるのだ。

昨年サンタさんに手紙を書いた娘が、今年はハヌカの歌を歌って、スフガニヤを新しい友達と一緒に食べて喜んでいる。ドップリと、全く本人の意思に反して飛び込まされた言葉も分からぬ新しい地で、文句も言わずに毎朝ニコニコと幼稚園に通う娘から学ぶものは多い、と、久しぶりのブログを書きながら行き着いた予期せぬ最後に我ながら驚きつつ。
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