漂流博士

仕事は仕事、人生は違うところにある。

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道聞かれ顔ですが、、、

私はよく道を聞かれる。イスラエルにいた時も「今何時だ?」「火あるか?」とよく声をかけられた。この間は電車の中で新聞のSUDOKU(数独です)を始めようとした男性から「ペンある?」と聞かれたばかりだし、出稼ぎに来ている中国人労働者にも、タイ人労働者にも声をかけられる。私は、そういう顔、なのだそうだ。

かつて通勤していたころ。朝の1分、2分の違いは一日を大きく左右するくらいの貴重な時間で、家を出る時間が30秒でも遅くなれば、もう猛ダッシュで駅まで走っていたのだが、そんな時に限って、ということはいくらでもあって、そんな時に限って「すいません、あの~これどうやって行けばいいんでしょうか?」と大急ぎの私を止めて道を聞かれたことがある。

私の最寄駅周辺では毎朝地図を持って明らかに迷ってウロウロしている人がけっこういる。どうやら講習かなんかで呼び出されて近所の運転免許センターを探している人達であることは、一度その手に持っていた地図を横目に見てから知っていた。それにしても、毎朝その地図を持った人たちを、しかもみなが違う場所でウロウロしているのを目にしていると、よっぽどその地図が不親切なんだろう、とそのウロウロしている人にかなりの同情を抱くようになっていた。そんな基本的な同情の念が膨らんでいた上に、明らかに運転免許センターとは違う方向をウロウロと地図片手に迷っている人が目に入り、その人から「すいません」と声をかけられた私は、自分の大慌ての状況を理解しつつも「それなら、もどってそこを左行って、まっすぐいって、、、」と説明しないわけにはいかなかった。

そういう、ウロウロしている人たちをよく目にするその場所で、久しぶりに声をかけられた。しかも、夕方、自転車で帰宅するところで、急いで立ちこぎで自転車をこいでいると、向こう側の反対車線を走っていた黒塗りで中も見えない黒っぽいガラスのセダンが徐行を始めたのだ。暗くなり始めたその時間に黒塗りの車、を目にした私は、反射的に会合にでも行かなければならないのに道に迷って困っているのだ、と思った瞬間、自転車を止めていた。止まった車の助手席のガラスがス~ッと下がると、中から黒塗りの車に乗ってそうだな~、というそれっぽい顔とそれっぽいメガネをかけた男性が出てきて「あ、すいません、道聞きたいんじゃないんですけどー、これ、会社にどうです?」と箱に入った金の時計を持った手を窓から出してきた。あんちゃんの方もまさか自転車に乗った人が止まるとは思ってなかったのか、苦笑いしながら時計を差し出したのだが、私のほうも、まさか道聞く代わりに時計を見せられるとは全く想像もしなかったので「あ、そんならいいです」と笑いながら自転車をこいで帰路を急いだ。

と、今日はそれだけの話なのだが、先日「ガーダ」という日本人女性が撮ったドキュメンタリー映画を見たり、広河隆一氏が初監督となる「ナクバ」という映画についてのNHKの放送を見たり、いろいろ具体的にコメントをしたいことがあるのだがうまくまとまらず、また大岩川和正という1959年にイスラエルに留学していた研究者の本を読んでかなり衝撃を受けつつ、またその彼が48歳という若さで1981年に亡くなったという事実を知ったりしながら、さらにまとまらなくなったので、ワンクッションおかせていただきました。
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