漂流博士

仕事は仕事、人生は違うところにある。

  

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Red Sea Jazz Festival

遠くの山からモソモソと満月が昇り始め、空がセピア色と紫色が混ざったような色に変わるころ、目の前からは少年達に奏でられたばかりの新鮮な音楽が流れ、それを見守る保護者達の何とも嬉しそうな視線を見ながら、今日はどの会場から始めようか~、とすりきり始めたプログラムをポケットから出し、冷え切ったビールを口にすする、いや~贅沢だな~、楽しいね~、ともう何度口にしても気持ちのよい言葉が家族三人の口から出てくる。

23日から26日までの四日間、僕達の待ちに待った夏休みは、毎日夜7時頃から、そんな風に始まった。友人や同僚から「シャワー浴びたばかりのようなすっきりした顔をしているぞ」「何も言わなくてもどんな時間だったか顔が物語っているよ」と言われたほど、家族で素晴らしい音楽と素晴らしい人と紅海という空間にドップリと浸かってきた。

Red Sea Jazz Festivalという真夏の夜に星空と紅海に囲まれてジャズを聴くというイベントは今年で24年目、昨年からは我らがAvishai Cohenがアーティスト・ディレクターで、すなわち彼推薦のアーティストが世界中から集まるジャズ・フェスティバルになったことで、僕らは「行ってみようか」という大きなきっかけになった。

僕等家族は「根っからのジャズ好き」というわけではない。アビシャイ・コーヘンが好きで、彼の周りにいるイスラエル人アーティストをこの一年追っていたら、結構知り合いのアーティストが増えて、そんな彼等も演奏者にリストアップされるフェスティバルは何だか楽しそうだから行ってみよう!ということになった。毎日7時からの前座を務めた少年達の中にも、我が家のすぐ近くの路上で何度か演奏する姿を見つけていた高校生ジャズバンドが出演していて、僕等は「保護者同然」で演奏を聴くことにもなった。イスラエルのジャズは若くてフレッシュで、それだからこそ熱い!そこにはブランデーもタバコも(いわゆる僕が勝手に抱いているジャズに付随するそういうものが)ないのだ。

6歳の娘も「あ~楽しかったな~」と何度も言うほど、眠くなったら気持ちの音楽を聴きながら寝入り、「ねえ、ギルアドってカッコいいね」というアーティストに翌日直接話しかけたり、気に入ったアーティストの写真を撮ったり、大いに楽しんでいた。そういう、公園に出かけるような気分で毎日遊びにいけるジャズフェスだった。

さて、フリーチケットを手にあっちこっちと聴きに言ったけど、ウァオ!!!!としびれたアーティストは2人(組)。

一人目は6月に初めて本格ライブを見て心を打たれたOmri Mor。まだ26歳の若い若いピアニストだけど、北アフリカのサウンドとジャズをミックスした新しい音は、体の心にまで届いてしばらくしびれちゃうくらいの感動です、あ~また聴きたい!と二日連続で足を運んでしまったアーティスト。地元メディアでも今年のフェスティバルのスポットライト!とものすごく高い評価を受けて、これからも大いに期待のピアニスト!
今回のライブからではないけれどもちょいとおすそ分け、これを生で聴くのは最高です↓



二組目はイタリアからやってきたMusica Nudaというウッドベースとボーカルというデュオ、なのにミュージカルのようなトータルパフォーマンス!とにかく、この名前を聞いたら絶対お勧めです!!!!!!!


ジャズフェスティバルの会場である紅海まではここから車で5時間以上かかるので、途中の砂漠で家族三人テントで一泊したのだけど、ダッチオーブンでつくった鶏、コーヒーそして星空とこちらも最高でした!

最高の夏休みを過ごして、我が家の娘は明日から一年生!イェイ!
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